西武 延長戦制し3位奪還!大崎が殊勲打!ロッテは涌井力投実らず

[ 2015年9月4日 22:07 ]

<ロ・西>延長10回、1死二塁の場面で大崎は左中間に勝ち越しの適時打

パ・リーグ 西武2―1ロッテ

(9月4日 QVC)
 西武が延長戦を制して、1日でロッテから3位の座を奪い返した。

 西武は初回に中村の適時打で幸先よく先制。しかし、その後は得点を奪うことができず、先発の十亀が6回にデスパイネへ16号ソロを許して試合を振り出しに戻された。

 その後、両軍決め手を欠き、試合は延長戦に突入。10回、西武は先頭の森がこの回からマウンドに上がったロッテの3番手・益田から四球を選ぶと、炭谷が送って1死二塁。この場面で代打・大崎が左中間を割る適時二塁打を放ち勝ち越しに成功した。

 今季はロッテ戦にここまで3勝を挙げている十亀は7回6安打1失点と好投。その後を引き継いだ救援陣も無失点の投球でチームの勝利を引き寄せた。白星は9回からマウンドに上がった3番手・高橋朋について2勝目。

 ロッテは先発の涌井が135球を投げる力投。8回6安打1失点の内容も打線の援護に恵まれず、前回登板した8月28日のオリックス戦に続く白星とはならなかった。打線は西武を上回る10安打を放つも1得点のみ。デスパイネが本塁打を打てば、今季14戦全勝というチームの“不敗神話”も途絶えた。

 試合後、涌井は「大事な試合でいきなり初回に先制点を与えてしまったが、2回以降は何とか試合を整える事は出来たと思います」と語り、投球内容には手応えを感じている様子だった。

 ▼ロッテ・デスパイネ(0―1の6回1死走者なしで、バックスクリーンに同点の16号ソロ)打ったのはストレート。最近ホームランが打ててなかったから、この感触を忘れかけていたよ。ホームランを打ってのベース一周は、デスパ!いい~ね!次も期待しててくれ

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