楽天・銀次 “ツースイング”で3打点「やっと仕事ができた」

[ 2015年9月4日 22:42 ]

<ソ・楽>両手を振りファンに挨拶する銀次

パ・リーグ 楽天6―5ソフトバンク

(9月4日 ヤフオクD)
 楽天の銀次が2安打3打点の活躍を見せてチームを勝利に導いた。

 銀次は初回、2死一、二塁の場面でソフトバンクの先発・中田から見事なバットコントロールで右翼線への先制適時二塁打。その後、チームが逆転を許して迎えた8回、3―5と2点を追う場面でウィーラーが適時打を放ち、1点差に迫ると左打席には再び背番号「33」。

 この回からマウンドに上がった2番手・森の投じた初球の甘いカーブを見逃さず、中前へ打球を運び、2人の走者を迎え入れた。

 「やっと仕事ができた」。試合後にマイクを向けられた銀次はまず安ど。2本の適時打はともに初球を捉えたが、「積極的に打ちにいこうと決めていた」と“ツースイング”を振り返った。

 8回の逆転打も「体がうまく反応した」と状態の良さをうかがわせる10年目のベテラン。「ペーニャやウィーラーが出塁してくれるので、自分が打って還すだけ」と力強く語った。

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