ライアン小川“不敗神話”崩壊で4位転落…プロ最短3回KO

[ 2015年5月10日 05:30 ]

<ヤ・中>3回無死三塁、亀沢の左犠飛で2点目を失うヤクルト先発・小川(左)。右は生還した三走・大島

セ・リーグ ヤクルト1―9中日

(5月9日 秋田)
 ライアンでも止められなかった。ヤクルトは4連敗で4位に転落し、4月1日以来の借金生活に突入した。先発の小川は序盤から球が高めに浮き、3回には打者9人の猛攻で3失点。負傷降板以外では新人だった13年8月24日広島戦(マツダ)に並ぶプロ最短の3回7安打4失点でKOされた。試合前まで登板した6試合でチームは6連勝していたが、今季初黒星で「不敗神話」も崩壊した。

 「低めに投げきることができず、内容のない投球になってしまった。連敗を止めたい試合でこうなってしまい残念です」と反省。エースに早めに見切りをつけたが、2番手以降も失点を重ねて今季最多の9失点での完敗に、真中監督は「何かのきっかけで変わると思うが…。今は流れがよくない」と歯がゆさをにじませた。

 ▼ヤクルト雄平(左すね打撲から4試合ぶりの先発復帰で4打数1安打)守備は思い通りできたが、走塁は少し怖さがあった。(吉見から安打を)初めて打てたので、次につなげたい。

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