ヤクルト石川、また故郷で勝てず…3回6失点「申し訳ない」

[ 2015年5月10日 14:30 ]

<ヤ・中>3回無死二塁、ルナに左越え2ランを打たれ肩を落とすヤクルト先発・石川

セ・リーグ ヤクルト4―6中日

(5月10日 秋田)
 ヤクルトは秋田出身の石川が先発したが、3回9安打6失点(自責4)で降板、10年7月3日以来の凱旋登板を白星で飾ることはできなかった。秋田での登板は7度目だったが、05年6月26日の横浜(現DeNA)戦で勝ったのを最後に故郷での勝利に見放されている。

 初回は3者凡退に抑えた石川だが、山田の先頭打者弾で1点を先制した直後の2回に無死一、二塁から、その山田の失策で同点とされ、なお一、三塁から自身の野選で勝ち越しを許してしまう。

 続く3回に平田に左翼線二塁打、ルナに左越え2ランを被弾。さらにピンチを広げて投手の大野に左前適時打を許すなど、この回だけで4点を失い、マウンドを降りた。

 「チームが連敗中だったし何とかしたい気持ちが強かったが、試合をつくれず申し訳ないです。ストライク先行で入っていくことができず、不利なカウントの勝負になってしまった」と石川。 高校までを過ごした秋田の地で、5年ぶりに上がったマウンド。スタンドではは両親らが声援を送っていたが、「何とか地元で勝ちたい」の意気込みが空回り。チームは4―6で敗れ、石川は今季4敗目(2勝)、秋田での通算でも2勝4敗となった。

続きを表示

2015年5月10日のニュース