マリナーズ・カノ 記念日に信じられないボーンヘッド…

[ 2015年4月16日 16:24 ]

インターリーグ マリナーズ2―5ドジャース

(4月15日 ロサンゼルス)
 マリナーズの主砲ロビンソン・カノが、記念日に信じられないボーンヘッドを犯した。15日のドジャース戦の6回。1点を返して3点差に迫り、なお1死二、三塁の場面。打者モリソンが四球を選ぶと、三塁走者のカノは満塁で押し出しになったと勘違いして、悠々とホームへ駆けだした。バッテリーの様子で慌てて間違いに気付き三塁へ戻ったが、捕手からの返球でタッチアウトとなり、呆然と塁上に立ち尽くした。

 「俺も人間だから。間違いを犯した。でも2度と犯してはならない間違いだった」。この失態で反攻の機運は削がれ、その後は得点を奪えず敵地で同一カード3連敗のスイープを食らった。

 この日4月15日は、は1947年に黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンがデビューしたことを記念した「ジャッキー・ロビンソン・デー」。30球団の選手がみなロビンソンの背番号42を着てプレーした。元大リーガーの父ホセさんから、その名前をファーストネームに付けられたカノは、試合前からメディアに囲まれ、活躍を誓っていた。時に軽率なプレーが目立つ陽気なドミニカンだが、さすがにこの日はバツが悪く、素直に反省するしかなかった。

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2015年4月16日のニュース