東尾氏 セ・パとも予想外の展開に「解説者いじめ」

[ 2015年4月16日 16:29 ]

「野球盤3D エース」記者発表会に登場した東尾修氏

 野球評論家の東尾修氏(64)が16日、俳優の石田純一(61)とともに都内で行われた「野球盤3D エース」記者発表会に登場。セ・パ両リーグとも前評判の高かったチームが苦しむ展開に「今年の野球解説者をいじめているようですよね」と苦笑した。

 まだ20試合弱消化した段階とはいえ、セ・リーグは昨年Aクラスで今季も上位候補と言われた巨人、阪神、広島がそろってBクラスに沈み、パ・リーグもソフトバンクと2強と言われたオリックスが早くも5位と6ゲーム差をつけられ最下位。「野球解説者えらい恥かいてるよ、今のところ」と予想外の展開になっているとした。

 特にいまだ2勝しかできず借金12を抱えるオリックスの森脇監督に対しては「気持ちわかりますよ。借金返すのは時間かかる。貯金はすぐ減るけど。借金は莫大な金利ですから」と思いやった。ただ、上位予想されたチームが現在低迷しているだけに夏以降が楽しみだという。「勢い良く走っているチームをどうやって強いチームがじわじわ食いつぶしてくるか」(東尾氏)、「混戦になるんじゃないですか」(石田)と今後面白い展開になることを期待した。

 ちなみに東尾氏がスポニチ本紙で予想した両リーグの順位はセ・リーグは上位から巨人、広島、阪神、ヤクルト、DeNA、中日。パ・リーグはソフトバンク、オリックス、西武、ロッテ、日本ハム、楽天。秋には面目を保つことができるのだろうか――。

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2015年4月16日のニュース