大谷 投手タイトル獲得絶望的に 自己ワースト7失点

[ 2014年9月22日 05:30 ]

<楽・日>6回1死一、二塁で降板した大谷は唇をかみしめながらベンチ奥に消える

パ・リーグ 日本ハム12-10楽天

(9月21日 コボスタ宮城)
 日本ハム・大谷は自己ワーストとなる7失点で5回1/3で降板した。初回にいきなり4点の援護をもらったが、島内の先頭打者本塁打と松井稼の3ランで2回までに同点とされた。

 「大量リードをもらいながら、守り切ることができず申し訳ない気持ちでいっぱい。最後までリズムに乗れなかった」。最速155キロと球が走らず、その後も立て直せなかったが、打線が5回までに9点を奪い、勝利投手の権利を持ったまま降板。だが、救援陣が8回に逆転を許したことで、ベンチでは敗戦投手のようにうつむいた。

 ダルビッシュ(レンジャーズ)に並ぶ高卒2年目での12勝目は次回へ持ち越し。同時にタイトル獲得は絶望的となった。現時点で残りの先発予定は28日のソフトバンク戦(札幌ドーム)の1試合だけで最多勝争いでは14勝をマークするオリックス・金子に届かず、最高勝率でも「13勝以上」の条件を満たせなくなった。

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2014年9月22日のニュース