中日 守備妨害で逸機 抗議も谷繁兼任監督シブシブ…

[ 2014年7月5日 05:30 ]

<巨・中>8回1死一、二塁、藤井の二ゴロのときに一走・和田が守備妨害でアウトの判定に抗議する谷繁監督(右端)

セ・リーグ 中日3-4巨人

(7月4日 東京D)
 中日は「不運」なワンプレーで反撃ムードをそがれ借金生活に逆戻りした。1―4で迎えた8回、ルナ、和田の適時打で2点を返し、なお1死一、二塁。藤井の打球が投手・久保に弾かれ一塁走者・和田に当たって守備妨害となった。

 監督代行の森ヘッドコーチが抗議したが判定は覆らず。二塁の佐々木塁審は「二塁手が打球を処理しようとしていた。その守備機会を妨害した」と説明した。「全力でやっているから仕方ない。(走者が打球に当たればアウトとなる)第一守備機会じゃないから、審判の見方を聞いた」と谷繁兼任監督も納得するしかなかった。

 ◆公認野球規則7・08 次の場合、走者はアウトとなる。(b)走者が、送球を故意に妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。(f)【注1】いったん内野手に触れた打球に対して守備しようとする野手を走者が妨げたときには、7・08(b)によってアウトにされる場合もある。 (抜粋)

 ≪プロ野球ワーストタイ≫田島(中)が巨人戦の7回に3者連続で与死球。投手の1イニング3与死球は10年9月4日阪神戦1回のジオ(広)以来7人目のプロ野球ワーストタイ記録。うち3者連続は、79年5月12日の日本ハム戦の1回に望月卓也(ロ)が記録して以来2度目。セでは田島が初めて。

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2014年7月5日のニュース