長野 今季初サヨナラ打に「思い切って行った」終盤見せた勝負強さ

[ 2014年7月5日 18:30 ]

<巨・中>延長10回1死二塁、長野が左中間にサヨナラ打を放ちベンチに向かってガッツポーズ

セ・リーグ 巨人7―6中日

(7月5日 東京D)
 終盤激しく動いた試合に決着をつけたのは巨人・長野だった。7回にチャンスメークの中前打、8回には一時勝ち越しとなる2点二塁打、延長10回には左中間に今季初、自身4度目となるサヨナラ打を放った。

 2度のリードを追い付かれながらも自身の打席では役割を果たし勝利を呼び込んだ。お立ち台では素直に「うれしいです。(3ボール0ストライクから)思い切って行けのサインが出てたんで行きました。勝って良かった。疲れました」と取って取られてのロングゲームを制して安どの笑みを浮かべた。

 原監督も「簡単には勝たせてもらえない。勝ちを一つ取るのは難しい」としながらも、長野の殊勲打には「存在感のある竹を割ったようなバッティング」と独特の表現で思い切りの良さを称えた。

 チームは今季最多の貯金14、シーズンの半分を終えて43の勝ち星を積み上げた。単純に2倍で86勝となり、昨年の84勝を上回るペース、このところの競り合いの勝負強さを見れば、勢いは衰えそうにない。

続きを表示

この記事のフォト

2014年7月5日のニュース