９球で料理！上原　10連敗後７連勝も慎重「どこで止まるか」

レイズ戦の９回を締め、オルティスに担がれるレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス４―０レイズ

（6月1日 ボストン）
　９回で４―０。セーブが付かない場面でレッドソックスの上原はマウンドに上がり、わずか９球で３者凡退に抑えた。

　先頭打者に速球を続けて３球三振に仕留めると、次打者は「（グラブを）開いたところに入っただけ」という投直に。最後の打者はスライダーで左飛に打ち取った。これでチームは１０連敗後に７連勝。それでも、上原は「まだケガ人もいる。シェーン（ビクトリノ）とナポリの軸になる２人がいない。若い選手の勢いで来ているが、どこで止まるか分からない」と慎重だった。