イチロー「突然言われた」 代打で5日ぶり打席も中前打

[ 2014年5月12日 05:30 ]

<ブルワーズ・ヤンキース>7回、代打で中前打を放つヤンキースのイチロー

インターリーグ ヤンキース4―5ブルワーズ

(5月10日 ミルウォーキー)
 ヤンキースのイチロー外野手(40)が10日(日本時間11日)、ブルワーズ戦に代打で登場し、5日ぶりの打席ながら中前打を放った。1点を追う7回無死一塁。「突然言われた」とジョー・ジラルディ監督から代打起用を告げられた。

 しかし、「準備はやっている。直前にそういうことがあっても大丈夫なようにしておかないと駄目という考え方」と、1ボールから91マイル(約146キロ)の内角直球を芯で捉えた。1死後、ソリアーノの右前適時打で追いつき、同点機を演出した。

 これで昨季から代打での成績は15打数7安打で打率は・467。「守備や走塁から入った方が入りやすいといえば入りやすい。バッティングはなかなか(試合の)温度が感じられない」と代打の難しさを説明したが、今月は投手が打席に入るナ・リーグ本拠地での交流戦が7試合も残っており、出番は増えそうだ。

 チームは直後に勝ち越され、1点を追う9回2死から再び打席が回ってきたが、左飛に倒れて最後の打者に。チームの連勝は3で止まったが、イチローのバットは変わらず好調を維持している。

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2014年5月12日のニュース