ＮＰＢ　小委員会設立を承認「事業会社」と「体制整備強化」

　プロ野球を統括する日本野球機構（ＮＰＢ）は１２日、東京都内で理事会を開き、日本代表の事業を推進するための株式会社新設に向けた「侍ジャパン事業会社設立準備小委員会」と、ＮＰＢの改革を協議する「機構事務局体制整備強化小委員会」の設置を承認した。

　熊崎勝彦コミッショナーが両小委員会の顧問となり、事業会社設立の小委員会は巨人の山口寿一球団常勤監査役が座長で、阪神、ソフトバンク、オリックスの代表者が委員を務める。体制整備強化の小委員会はＮＰＢの井原敦事務局長が座長となり、セ、パ両リーグの理事長らが委員となる。

　また、野球振興のために、ＮＰＢと１２球団、選手が協力して小学校の授業に野球を取り入れてもらう活動や、指導者への講習に取り組むことも決めた。