松井裕6四球自滅 次戦ダメなら2軍落ち避けられない

[ 2014年4月17日 05:54 ]

<ソ・楽>初回1死三塁、内川に適時打を浴びる松井裕

パ・リーグ 楽天1-3ソフトバンク

(4月16日 ヤフオクD)
 初勝利が遠い。2点リードを許したまま5回を終えて降板し、開幕から3戦3敗となった楽天・松井裕はベンチで肩を落とした。

 「調子自体はそんなに悪くなかったのですが…無駄な四球が多かったし、内川さんに勝負球を打たれたのが全てです」

 初回に「(プロで)対戦したい打者」として名前を挙げていた内川に適時打を浴びた。同点に追いついた直後の3回の失点は、四球からだ。先頭の本多を歩かせ、内川にまたも二塁打を浴びた。さらに2四球でピンチを広げ、松田の犠飛でもう1点を失った。

 前回登板となった9日の日本ハム戦(札幌ドーム)では体重が後ろに残りすぎて球が浮き、5四球の制球難で4回途中2失点で降板。11日には佐藤投手コーチが「次にストライクが入らなければ2軍」と厳しい言葉で奮起を促していた。この日は投球フォームの修正の成果を出すマウンドであったが、自己ワーストの6四球。課題は克服できず、5回で101球を要した。そればかりか、制球を意識するあまり腕の振りが鈍り、縦の鋭い変化が持ち味だったスライダーにも影響が出ている。バッテリーを組んだ小関が「曲がりが小さくなっている」と証言。4回途中で7奪三振だった前回登板と比べ、この日は5回で4奪三振に終わった。

 星野監督も試合後、ため息をついた。「あれだけ四球を出したら駄目だ。毎回走者を出していたら、打線も点を取ってくれないよ」と苦言を呈した。新人左腕は、借金を3つもつくってしまった。本気とも冗談ともつかない顔で「(次は1軍に)いないかも分からんよ」と話したが、すぐに指揮官は「めちゃくちゃ高い授業料を払っている。いつか返してくれる素材だと思って使っているけどね」と今後の巻き返しを期待した。

 とはいえ、崖っ縁に追い込まれたのは事実。次回登板は再び中6日で23日の西武戦(コボスタ宮城)。プロ4度目の登板で首脳陣を納得させられる内容、結果を出さなければ、2軍落ちは避けられない。「何かを変えていかないといけないと思います」。松井裕が早くも重大な岐路に立たされている。

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