中日初サヨナラ勝ち!谷繁兼任監督「監督だっていうことを忘れていました」

[ 2014年4月17日 22:18 ]

9回1死二塁、平田(中)は右前にサヨナラ打を放ち手荒い迎えを受ける

セ・リーグ 中日6―5DeNA

(4月17日 ナゴヤD)
 その瞬間、打った平田は「ヒーローや」と思い、谷繁兼任監督は「監督だっていうことを忘れていました。選手と一緒に喜んでしまった。(監督は)コーチと握手しないといけないのに」と言った。

 1点を追う9回、大島が右前打と盗塁、犠打で三塁に進んだ1死三塁でルナがレフトへ同点タイムリー。そして4番・平田がフルカウントからの8球目を、右前に弾き返して試合を決めた。

 今季初のサヨナラ勝ち。本拠地・ナゴヤドームで7連勝として待望の2季ぶりとなる貯金1。中日ベンチは沸きに沸いた。

 殊勲打を放った平田は「最高の気分です。自分が決めてやるんだという気持ちで打席に入った」と顔を上気させた。今シーズンは4番に座り、この日の4安打で打率を・394とし、リーグ2位にも浮上と好調を続けている。谷繁兼任監督も「最後は4番の力で何とか勝てました。このまま1年間続けてもらいたい」と目を細めていた。

 18日からは東京ドームでの巨人戦。「この試合の流れで、あしたからの巨人戦3連勝で行けるように頑張りたい」という主砲の言葉にも力がこもっていた。

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