ミスミス完敗で首位陥落 森脇監督「最も悔しいゲームの1つ」

[ 2014年4月17日 05:30 ]

<オ・日>3回表(日)1死満塁、大谷に左前に先制2点適時打を打たれガックリの岸田 

パ・リーグ オリックス3-8日本ハム

(4月16日 京セラD)
 完敗の見本のような試合展開だった。オリックスは失策を起点に大量点を失い、打線も6回まで日本ハム先発。上沢の前に無安打。4月3日から守り続けた首位の座から陥落した。森脇監督は「振り返ってみても、最も悔しいゲームの1つ」と絞り出した。

 1つの失策が試合の流れを変えた。両軍無得点で迎えた3回1死一、二塁。今季初めて遊撃で先発出場した原拓が西川の放った正面への強烈なゴロをお手玉。併殺を取り損ね、1死満塁とピンチを広げると先発・岸田は次打者・大谷に先制の2点適時打を浴びた。さらに2本の適時打を許し、この回4失点。指揮官は「そこ(ミス)に襲いかかってくる日本ハムの集中力の高さが、こちらを上回るものがあったというのは事実」と冷静に分析した。

 打線は初対戦の日本ハム先発・上沢に翻弄(ほんろう)された。7点を追う7回にT―岡田、坂口の連続本塁打で3点を返したが、反撃は遅きに失した。「“今後”ではなく明日、チームとして全てを出し切ること。それが大事」。負の流れを断ち切るため、指揮官は早期のリベンジ成功をナインに求めた。

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2014年4月17日のニュース