アニキ金本氏も応援!新井 強敵ゴメス合流に無関心装う「別に…」

[ 2014年2月11日 07:52 ]

新井(右)は金本氏からスプレーでいじられる

 開幕スタメンに向け、最大のライバルになるであろうゴメスの沖縄上陸にも、阪神・新井は「(合流しても気持ちは)別に変わりはない。自分のやることをやるだけ」と無関心を装った。敵は己の中にあると言いたかったのだろう。

 宜野座キャンプ第2クール4日目の10日は、あいにくの雨にたたられた。午後からは宜野座ドームで特打を敢行。くしくも同時刻にゴメスが沖縄入り。ライバルの出現を前に新井は一心不乱にバットを振り続けた。

 「(打ち込みは当初から)やるつもりだった。あしたも打つよ。手応えはいい。(打撃の)粘りはあるんじゃないかな」

 試運転ながら手応えは感じている。オフに打撃フォーム改造に着手。43本を記録して本塁打王を獲得した05年の打ち方をベースに試行錯誤を続け、体を回転しやすくする目的で、構えた際に右足のつま先を内側へ入れるフォームにたどりついた。今キャンプではフォーム固めに専念しており、ここまでは順調に来ている。

 G砲とのガチンコバトル開始を前に、この日は兄貴分の金本知憲氏(スポニチ本紙評論家)がキャンプ地を訪問。打撃練習の際には身ぶり、手ぶりを交えて熱血指導を受け「(金本氏から)おまえに会いたかった。(打撃は)最高!とお墨付きをいただいた」と笑顔で話した。ただ、真相は、新フォームにおいて指摘されたもようだ。レギュラー奪取へ背番号25が、アニキからのアドバイスも生かし、打撃向上に励む。

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2014年2月11日のニュース