一岡 大竹の人的補償で広島入りは「チャンス」

[ 2014年1月8日 05:30 ]

巨人から移籍し、入団会見でポーズを取る一岡

 広島入団が決まった一岡竜司投手(22)が8日、マツダスタジアム内で会見を行った。国内FA権を行使して巨人へ移籍した大竹の人的補償での獲得で、将来的には大竹のような実績を残すことを誓った。背番号は30に決まった。

 晴れやかな表情で会見に臨んだ。

 「FAのせいで来たとかの思いはありません。チャンスを頂いたと思っています。期待されて来たと思っているので大竹さんほどの実力、実績を積み重ねていきたい」

 現段階ではプロ未勝利でも、いつかは通算74勝の大竹と肩を並べてみせる。戸惑いは一瞬だった。今オフに退寮し、横浜市内で新生活を始めてわずか2週間。昨年のクリスマスイブに巨人球団からの連絡を受けた。

 「その日は何が何だか分からなかったですけど、次の日からはリストの中から選んでいただいたと前向きになった」

 昨年途中まで同僚だった小野、さらに広島で現役を終えた巨人・豊田2軍投手コーチに連絡し、情報収集。「いい球団だ」の返答に不安は消えた。「ファンも熱いし、そういう環境でできるのは嬉しい」と赤く染まった本拠地で投げる姿を想像するようになった。

 150キロ超の速球と2種類のフォークボールが持ち味の右腕。プロでの通算13試合は全て中継ぎ登板だったが、昨年10月のフェニックスリーグから先発起用され、派遣されたプエルトリコ・ウインターリーグでも先発3試合で、2勝0敗、防御率1・62を記録した。

 「“ここ”と言われたところが1軍なら嬉しい。先発、中継ぎ、敗戦処理でもどこでもいい」

 持ち場にこだわりはないが、カットボールの習得、スタミナ面の強化など、長い回を投げることを想定しトレーニング中だ。会見後は巨人・杉内らとの合同自主トレのため、落ち着くことなく鹿児島へと向かった。

 「何年後かに“いいクリスマスイブだった”と思えるようになりたい」

 未来の赤ヘル投手陣の軸へ。一岡の新たな挑戦が幕を開けた。

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