NPB“寄付問題”で回答送付も…MLB強硬措置の可能性

[ 2014年1月8日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)は7日、大リーグ機構(MLB)からの警告書へ対する楽天の回答をMLBに送付した。文面は楽天の「協定を順守します」という文言だけにとどめている。

 楽天は昨年12月25日に田中の新ポスティングシステムでの移籍を容認した際に、田中が球場の整備などを目的に寄付を行う意向を持っていると発表。MLBは、年俸の一部を楽天に寄付することは「間接的な金銭提供」で協定違反にあたると指摘し、説明を求めていた。楽天の回答は指摘を受けた部分には触れておらず、協定順守だけを主張。これでMLBの疑念を解消できるかは微妙で、終息に向かうとみられた寄付問題は一転、MLBが協定違反と判断して協定第12条に沿って強硬な措置を取る可能性も出てきた。

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2014年1月8日のニュース