阪神移籍の鶴岡 DeNAに闘争心メラメラ「遠慮もクソもない」

[ 2014年1月8日 06:21 ]

阪神への移籍が決まった鶴岡は明るい表情で自主トレ先の沖縄へ出発

 FA宣言してDeNAに入団した久保康友投手(33)の人的補償として移籍することが決まった阪神・鶴岡一成捕手(36)が7日、発表から一夜明けた心境を明かした。古巣への思いを断ち切るように、新天地でのポジション獲りへ、この日、自主トレ先の沖縄へ向かった。

 新天地での活躍をめざし、鶴岡は羽田空港から沖縄へと飛び立って行った。人的補償による阪神への移籍発表から一夜明け。期待のベテラン捕手は、はやる気持ちを抑えられないようだった。

 「(DeNAが)強力打線にあることは変わらない。その中でどう抑えるのか…。ただ、自分は1回巨人へ移籍している経験もあるし、特別な違和感もない。遠慮もクソもないですよ」

 これが勝負師としての本能なのか。古巣への思いを問われると、最後の最後に秘めたる闘争心をのぞかせた。昨季は正捕手として108試合に出場。特に阪神戦でスタメンマスクをかぶった11試合は8勝3敗という好成績を収めていた。なのに…。決して口には出さないが、プロテクト名簿から外された悔しさ、屈辱は想像に難くない。その思いこそが、新たな原動力になることは間違いない。

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