西武ドラ4・金子一 父譲りのバネで日本一の遊撃目指す

[ 2014年1月8日 05:30 ]

打撃技術とアグレッシブな守りが魅力の金子一

 西武のドラフト4位・金子一輝内野手(18)はある選手との再戦を熱望している。楽天ドラフト1位の松井裕だ。「(高校時代)松井選手の名前は大きかった。負けられない、打ってやるという気持ちがある」と意気込む。

 13年の春季神奈川大会準決勝で松井裕擁する桐光学園と対戦。初回に内角直球を左越えに運び、適時二塁打を放った。しかしチームは12三振を喫して1―11で5回コールド負け。「主将だったのでこのままでは駄目だと思った」とリベンジを誓ったが、高校では再戦の機会は訪れなかった。

 走攻守三拍子そろった1メートル82の大型遊撃手としてドラフト4位で入団。魅力は内角をさばく打撃技術と、アグレッシブな守りだ。父・敏和さんは藤沢商(現・藤沢翔陵)3年時にバレー部の主将として全国制覇。バレーボールのVリーグ男子・NECで監督を務めた経歴を持つ。1メートル90の父から受け継いだ体のバネは一級品。高校時代の体力測定では三段跳び8メートル50で、部員約70人の中でトップだった。

 ドラフト当日は視聴覚室で野球部員らとともにテレビを見つめた。ライバルの松井裕が指名される中、自分の名前が呼ばれないまま地上波放送が終了。祈る思いでパソコンを見つめ「画面を更新したら自分の名前が出てきて、信じられなかった。フワフワした感じだった」と振り返る。

 目標の選手に、チームメートになる浅村を挙げた。大阪桐蔭時代に甲子園で遊撃を守る姿に憧れた。「こういう選手になりたいと思った。日本を代表する遊撃手になるのが目標です」。神奈川の高卒ルーキーは松井裕だけではない。プロの舞台で、その名前通り、一番輝く。

 ◆金子 一輝(かねこ・かずき)1995年(平7)5月29日、神奈川県生まれの18歳。片瀬小1年から片瀬スカイラークス所属。片瀬中では藤沢シニアに所属、2年時に投手から内野手に転向。日大藤沢では1年秋から正遊撃手で、主将も務めた。最高成績は12年夏と、13年春の神奈川大会4強で甲子園出場なし。1メートル82、70キロ。右投げ右打ち。

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