リベラ 有終マウンドで号泣 ジーター&ペティットと抱擁

[ 2013年9月28日 06:00 ]

<ヤンキース・レイズ>9回2死、ジーター(左から2人目)とペティット(同4人目)がマウンドへ。リベラは号泣

ア・リーグ ヤンキース0―4レイズ

(9月26日 ニューヨーク)
 今季限りで引退するメジャー歴代1位の通算652セーブを誇るヤンキースのリベラが26日(日本時間27日)、本拠ヤンキースタジアムで最後のマウンドに上がった。

 0―4の8回1死一、二塁で登場。6球、打者2人を打ち取りピンチを脱出。9回2死までも続投すると、ともにヤ軍の黄金期を支えたジーターとペティットがマウンドへ。抱擁し合って号泣した右腕は「(2人は)いてほしい時に、そこにいてくれる。きょうもそうだった」と感謝した。

 右翼の守備位置から本拠地最終登板を見届けたイチローも「ブルペンから出てきて背中が遠くなっていく。それが寂しかった。敵からすれば悪魔みたいな存在が、この1年半は悪魔から神様に変わった」と話した。

 27日(同28日)からの敵地、アストロズ3連戦では、リベラの強い希望で中堅の守備にも就く予定だ。

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2013年9月28日のニュース