斉藤和巳氏 引退セレモニーで現役振り返り「正直ケガして良かった」

[ 2013年9月28日 19:22 ]

ファンの声援に手を振る斉藤氏

パ・リーグ ソフトバンク7―6西武

(9月28日 ヤフオクD)
 右肩手術からの現役復帰を断念し、7月31日付でソフトバンクを退団した斉藤和巳氏(35=前リハビリ担当コーチ)が試合後、「感謝のセレモニー」に登場。ファンに最後のあいさつをした。

 親交の深いボーカルユニット「ビーグルクルー」の歌唱や秋山監督、本多選手会長からの花束贈呈は笑顔を浮かべていたが、サプライズで球団OBの小久保裕紀氏が登場すると驚きの表情。兄貴分からねぎらいの言葉をかけられ、涙を流した。

 「18年間ケガに始まり、ケガに苦しみ、ケガに終わった18年間でした」とプロ生活を振り返ったが、「でもボクはケガをしたことで、大事な先輩と出会い、いろいろなことに気づかされ、いろいろなことを感じることができました。今は正直ケガをしてよかったと素直に思っています」と前向きにとらえた。

 入団3年目には右肩を手術し、エースの座を確立してからもケガに苦しみ08年、10年と計3度の手術を受けた。右肩痛とはずっと付き合い続けたことで「いろんな人と出会い、本当に感謝しています」「自分をいろいろな形でいろいろなことを教えてもらい成長させてもらい本当にありがとうございました」と感無量の表情を浮かべた。

 7月29日に現役引退を表明した。「退団会見をし2ケ月がたちました。長いのか短いのかわかりませんが、幸せなことに野球をやりたいと思わない日々が続いています」と現役に未練のないことを強調。「そこまでさせてくれたホークス球団関係者の皆さん本当にありがとうございます」と悔いが残らないところまでプレーする環境を整えてくれた球団への感謝も口にした。

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