巨人 小笠原&谷 ポストシーズン出番なし?

[ 2013年9月28日 06:00 ]

フリー打撃の前にトス打撃を黙々とこなす小笠原(左)と谷

 2軍調整中の巨人・小笠原、谷の両ベテランがポストシーズン出場へ厳しい立場に立たされた。川相ヘッドコーチはこの日、残り7試合のレギュラーシーズンで両選手を出場登録する可能性について、「そういうふうな話はまだ出ていないですね」とした。

 同日に行われたイースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ)でも、両選手はベンチ入りしなかった。28日が同リーグ最終戦。1軍のレギュラーシーズンでの出場機会がないとすれば、10月16日に開幕するCSファイナルステージに向けての実戦感覚が不安視される。

 昨季も小笠原はシーズン終盤は2軍調整が続いた。中日とのCSファイナルステージ直前の10月10日にジャイアンツ球場で行われた紅白戦に出場。だが、ファイナルSで3連敗した第3戦までは出場選手登録がなかった。崖っ縁の第4戦でようやく出場選手登録。選手枠が40人となる日本シリーズでもベンチ入りメンバーから外れる試合もあった。一塁手が固定されていなかった昨年とは違い、今季はロペスが正一塁手として控える。谷、小笠原ともに来季の現役続行の意思を固めているが、巨人内での「戦力」としての位置付けは極めて厳しいものと言わざるを得ない。

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2013年9月28日のニュース