ライアン小川 球団新人54年ぶり13勝目「苦しかった」

[ 2013年9月9日 06:00 ]

<中・ヤ>4安打1失点完投で13勝目を挙げた小川

セ・リーグ ヤクルト5-1中日

(9月8日 ナゴヤD)
 ここまで2戦2勝と相性のいいナゴヤドームで、ヤクルト・小川がリーグ単独トップとなる13勝目を手にした。

 試合前に小川監督から言われた「先のことを考えずに目の前の打者を必死に抑えろ」の教えを守り、4安打1失点で完投。8月3日の広島戦(神宮)以来36日ぶりの13勝目は、球団の新人投手としては59年の北川(国鉄)以来、54年ぶりの快挙だ。「苦しかったけど、何とか勝ちたいと思っていた」と安どの表情を浮かべた。

 4試合白星から見放されている間に、広島の前田健に勝ち星で並ばれたが、再び一歩リードした。「(13勝は)通過点だけど、タイトル争いをできるチャンスは少ない。自分のためにもチームのためにも勝ちにこだわってやりたい」と初めてタイトル獲得にこだわりをのぞかせた。

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2013年9月9日のニュース