和田監督もエキサイト!マートン“2本指ポーズ”で審判激高

[ 2013年9月9日 08:07 ]

<神・巨>9回無死一塁、ファールの判定をめぐってマートンに激高する嶋田球審を和田監督は必死に止める

セ・リーグ 阪神6-9巨人

(9月8日 甲子園)
 9回にひと騒動が起こった。無死一塁で阪神・マートンが放った右翼ポール際への飛球は本塁打に見えた。嶋田一塁塁審のファウルの判定に、和田監督が抗議。一度はベンチに退くも、高野球団本部長と協議した上で再度、抗議した。その際に2本指を立てて両目を指さす行為で“挑発”したマートンに激怒した同塁審を、抱きついて制止。ビデオ判定を要求し、その結果、あらためてファウルと判定された。

 「フェアかファウルかは審判に従わないといけないが、本塁打かファウルかは抗議権がある。(ビデオ)判定してもらわないと」と指揮官。ただ規定では抗議の有無に関係無く、「責任審判員が必要と認めた場合に限ってリプレー映像を使用する」とされており、規則に反する映像判定を要求するほどエキサイトしていた。

 ▼阪神・マートン(問題になった打球がどこに当たったのかは)分からない。ただ、ベンチからホームランの可能性があると聞いたので、その可能性があるのならビデオ判定していいんじゃないか、と言った。

 ▼山村達審判(責任審判) 和田監督も最初は本塁打と思っていなくて、映像を見て来たみたいですね。最初はフェアかファウルかで抗議してきた。

 ▼嶋田審判(一塁塁審) 僕の判断はファウル。金網に当たった判断。(マートンに近付いたのは)何か言いたそうというか、不満そうにしていたので。あれ(2本指を立てて両目を指さす行為)が、“映像を見ろ”に見えますか?

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2013年9月9日のニュース