水沢駒形野球倶楽部 12年ぶり4強進出 39歳女房役が奮起

[ 2013年9月9日 06:00 ]

準決勝進出を決め、喜ぶ水沢駒形野球倶楽部ナイン

スポニチ後援第38回全日本クラブ野球選手権大会準々決勝 水沢駒形野球倶楽部2―1全足利クラブ

(9月8日 西武ドーム)
 準々決勝4試合が行われた。初優勝を目指す水沢駒形野球倶楽部(東北)が全足利クラブ(北関東)を2―1で下し、準決勝進出。このほかMSH医療専門学校(中国・四国)、ミキハウスREDS(東近畿)、和歌山箕島球友会(西近畿)がそれぞれベスト4入りを決めた。9日は準決勝2試合と決勝が行われる。

 <水沢駒形野球倶楽部>昨年1回戦で敗れた全足利に雪辱し、01年大会以来の4強進出を決めた。4回1死一塁で3番・捕手の玉城が左翼線に先制二塁打を放った。読谷(沖縄)出身で92年センバツ初出場時のエース。大学卒業後は、大仙、田村コピー、岩手21赤べこ野球軍団などを経て、39歳の今も現役を続ける。女房役としても相手打線を1点に抑える好リード。「リズムよく自分たちのカラーを出す野球をしたい」と悲願の初優勝へ意気込んだ。

 ▽準々決勝
水沢駒形野球倶楽部(東北)
 000 200 000─2
 000 000 100─1
全足利クラブ(北関東)
 (水)高橋徳、馬場、松本利―玉城
 (全)黒沼、甲斐―吉原

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2013年9月9日のニュース