イチローがサヨナラ生還「かっこ悪い」　ヤ軍連敗ストップ

レッドソックス戦の９回、相手投手の暴投でサヨナラの生還をし、ナインに迎えられるヤンキースのイチロー（中央）

ア・リーグ ヤンキース４―３レッドソックス

（9月8日 ニューヨーク）
　ヤンキースのイチローは８日（日本時間９日）、ニューヨークでのレッドソックス戦に「１番・右翼」で出場し、５打数２安打１盗塁。打率は２割７分。チームは４―３でサヨナラ勝ちし、連敗を３でストップした。

　１回は投ゴロ、３回は左飛と凡退したイチローだが、１―１の６回１死一塁では遊撃内野安打を放って一、二塁とチャンスを広げ、勝ち越し点につなげた。同点で迎えた９回には１死から中前打で出塁して次打者ウェルズの打席で二盗に成功し、ウェルズの右飛で三塁に進塁。最後は相手投手の暴投で、サヨナラのホームを踏んだ。イチローの盗塁は今季２０個目で、メジャー移籍から１３年連続シーズン２０盗塁となった。

　▼イチローの話（９回の二盗は）あの（投手の）モーションならいける。（暴投での生還は）サヨナラホームランではない。かっこ悪い。