北海道警 札幌ドームでテロ対策訓練

[ 2013年6月4日 06:00 ]

札幌ドームで行われた北海道警のテロ対策訓練で、遠隔操作で運び出される不審な手提げ袋

 米ボストン連続爆破テロなどを受け、北海道警は3日、札幌ドームでプロ野球の試合中に爆発物が見つかったと想定したテロ対策訓練を行い、道警の捜査員やドーム関係者ら約60人が参加した。

 訓練では、不審な手提げ袋を発見したとの通報を受け、道警の爆発物捜索犬が出動。火薬反応を確認して爆発物と分かると、屋外に避難するよう呼び掛ける放送を流した。爆発物を外に運び出し、処理するまでの作業を確認した。道警本部の原口淳警備課長は訓練後、「テロは外国だけの話ではない。多くの人が集まる場所は、テロのポイントになりやすい。爆発物を素早く処理できるよう訓練を重ねたい」とした。

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2013年6月4日のニュース