五輪復帰へ署名活動、目標は500万人 野球・ソフトが合同会議

[ 2013年6月4日 16:12 ]

 全日本野球協会と日本ソフトボール協会は4日、東京都内で合同会議を開き、2020年夏季五輪での競技復活に向けて署名活動をすることを決めた。両競技のさまざまな大会会場などで募る見通し。プロの日本野球機構(NPB)にも協力を求める方針で、NPBの下田邦夫事務局長は「できる限り協力するというスタンスは変わらない」と前向きな姿勢を示した。

 野球・ソフトボールは5月末の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、レスリング、スカッシュと1枠を争う実施競技の最終候補に残った。ソフトボール協会の尾崎正則副会長は「最後の一つに選ばれるため、できる限りのことをやる」と話し、野球協会の鈴木義信副会長は署名の目標について「野球の競技人口を考えれば500万人」と述べた。

 プロ野球巨人や米大リーグで活躍した松井秀喜氏に協力を要請する方針も確認。NPBなどの了承を取って、本人に打診する。下田事務局長は「アマを含めた球界が一丸となってお願いしないといけない」と話した。

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2013年6月4日のニュース