雄星 初の巨人戦は今季最短4回KO「上には上がいます」

[ 2013年6月4日 06:00 ]

<西・巨>3回2死、阿部(後方左)にソロ本塁打を浴びる西武・菊池

交流戦 西武3-7巨人

(6月3日 西武D)
 西武の先発・菊池は試合後、何度も「力負け」という言葉を繰り返した。プロ4年目で初の巨人戦登板は、今季最短の4回7安打4失点KO。

 「自信のあるボールを簡単に打ち返された。直球を狙われていた」と唇をかんでいた。3回には阿部に直球を右翼席へ運ばれ「詰まらせるところを、簡単に本塁打された。まだまだ自分には力がない。上には上がいます」。中5日は今季初。降板後、菊池に「糧にしろ」と声を掛けたという渡辺監督は「向こう10年くらい、彼がローテーションの柱になるために通る道。中5日でどうこう言ってたら、エースとして育っていかない」と力を込めていた。チームの連勝は5でストップし、3位に転落した。

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2013年6月4日のニュース