中日　２試合連続の零敗で借金６…高木監督「立て直そうにも…」

７回を終え、投手交代を告げる中日・高木監督

セ・リーグ 中日０―３巨人

（5月1日 ナゴヤＤ）
　中日が２試合連続の零敗を喫し、借金は２０１１年８月以来の６まで膨らんだ。高木監督は「立て直そうにもベテランの状態が上がらんことには」と力なく語った。ＷＢＣでは活躍を見せた井端が・２１８、和田は・１９８、そして荒木も・１９４となかなか調子が上がらない。

　加えて、守備でもほころびが出た。８回１死一、二塁。田島が暴投でピンチを広げると、前進守備を敷いていた井端が坂本の打球にグラブを合わせ損なって本塁へ投げられず先制点を献上。続く阿部に２ランを打たれてしまった。高木監督は「そうは点を取れんから、少ないチャンスで、ということだったけど」と、不満の残る試合展開を嘆いていた。