浦学監督 亡き恩師に捧ぐ頂点 OBからはV祝福の声続々

[ 2013年4月4日 06:00 ]

<浦和学院・済美>初優勝を果たしナインに胴上げされる浦和学院・森監督

第85回センバツ高校野球大会最終日決勝 浦和学院17―1済美

(4月3日 甲子園)
 浦和学院の森監督にとって、恩師に捧(ささ)げる日本一となった。

 鈴木健(元ヤクルト)を擁して甲子園に初出場した86年に他界した野本喜一郎元監督(享年64)は、自身が上尾高校時代の監督だった。遺志を引き継ぎ23年目の指揮を執る森監督は、優勝直後に恩師への思いを問われると「そうですね…。感謝、感謝、感謝です」としみじみと語った。

 ▼巨人・石井(97年卒OB)これで春は獲ったので、次は夏ですね。ぜひ春夏連覇をしてほしい。組み合わせにも恵まれたと思うし、よく打ちましたね。

 ▼巨人・清水2軍打撃コーチ(92年卒OB)自分たちの時代は甲子園に出場することすら想像できなかった。考えもよらないくらいに凄いことだと思います。

 ▼西武・坂元(01年卒OB)優勝はなかなかできるもんじゃない。僕らは甲子園に出るだけで緊張していたけど、今年は凄く楽しそうだった。僕も頑張らなきゃいけないと思った。OBで連絡を取り合って、何かお祝いを贈ろうと思います。

 ▼広島・大竹(02年卒OB)初優勝おめでとうございます。ずっと全国優勝を目指して練習してきて、ボクも力になれなかった。後輩たちが達成したのはOBとしてもうれしい。大変なこと、偉大なことだと思います。

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2013年4月4日のニュース