過去の完全あと一歩 タ軍ガララーガ“誤審”で無念…

[ 2013年4月4日 06:00 ]

 今回のレンジャーズ・ダルビッシュのように、あと一歩のところで偉業に届かなかった例はこれまでにもある。

 2010年6月2日、タイガースのガララーガがインディアンス戦で9回2死までパーフェクトの快投。27人目の打者に一塁手へのゴロを打たせ、完全試合達成かと思われたが、一塁塁審がセーフと判定し内野安打となった。塁審は後に誤審であったと認め謝罪した。

 日本のプロ野球では、西武の西口が05年8月27日の楽天戦で9回まで走者を許さなかったが、0―0で延長に入り、10回の先頭打者に安打され快挙を逃した。巨人の杉内は昨年5月30日の楽天戦で27人目の打者にフルカウントから四球を与え完全試合を逃したが、続く打者を打ち取りノーヒットノーランを達成した。

 ほかにも1950年の田宮(阪神)、52年の別所(巨人)、62年の村田(国鉄)が27人目に安打を打たれ、完全試合を逃している。

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2013年4月4日のニュース