日米王者対決“リアルWシリーズ”へ日米タッグ

[ 2013年3月21日 06:00 ]

 日本野球機構の加藤良三コミッショナーは、WBC決勝が行われたサンフランシスコで報道陣に対応し、18日にソフトバンクの王貞治球団会長とともに大リーグのセリグ・コミッショナーと会談したことを明かした。

 会談では将来的に日本シリーズとワールドシリーズの王者による「世界一決定戦」の実現に向けて協力していく方針で一致。同コミッショナーは、セリグ氏が通算868本塁打の王会長と大リーグ通算755本塁打のハンク・アーロン氏が始球式をするプランも披露したことも明かし「王さんは“自分が生きている間に実現してほしい”と言っていた。課題はあるが実現したい」と語った。

 会談では、巨人が14年に阪神との開幕戦の米国開催を検討していることも話題に上がり、セリグ氏の支持を得たもよう。この日は国際野球連盟(IBAF)のリカルド・フラッカリ会長とも会談し、20年の五輪での野球競技の復活を目指して協力することを確認した同コミッショナーは「4月に東京で行われる(IBAFの)総会は重要。連携していきたい」とした。

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2013年3月21日のニュース