大阪桐蔭4番近田骨折していた センバツベンチ外確実に

[ 2013年3月21日 06:00 ]

 史上初の3季連続甲子園制覇に挑む大阪桐蔭に大きな試練が訪れた。高校硬式野球部の対外試合解禁日となった8日の桜宮(大阪)戦で右手首に死球を受けた4番の近田拓也(3年)が、19日に大阪市内の病院で診察を受け、右手首の舟状骨(せんじょうこつ)骨折が判明。22日に開幕するセンバツのベンチ入りメンバーから外れることが確実となった。

 西谷浩一監督は「将来のある選手。出させてやりたいけど、夏まで響くようでは。非常に痛い」と話した。当初は打撲との診断で、16日の高鍋(宮崎)戦で実戦復帰していた。近田自身も「厳しいと思います」とうつむいた。

 ただ、主砲を欠いたこの日の関西学院(兵庫)との練習試合は18安打21得点で大勝。高校通算29本塁打で今秋ドラフト1位候補の森友哉主将(3年)は「チームでカバーしたい」と前を向いた。

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2013年3月21日のニュース