プエルトリコ頂点逃すも「彼らと戦えて良かった」

ＷＢＣ決勝 プエルトリコ０－３ドミニカ共和国

（3月19日 サンフランシスコ）
　プエルトリコは侍ジャパンを退けるなど、快進撃を見せてきたが頂点には届かなかった。１、２次ラウンドで２戦２敗だったドミニカ共和国にまたも完敗。エドウィン・ロドリゲス監督は「ここまで来られてとても誇りに思っている。それ以上に相手に敬意を払いたい」と潔く敗戦を受け入れた。

　散発３安打の零敗。走者を置いた場面では１本も安打が出なかった。ドミニカ共和国とはともにカリブ海に位置する地理関係もあり、選手間では知人も多い。試合後、ドミニカ共和国の歓喜の輪が解けた後には、熱い抱擁を交わし合った。ロドリゲス監督は「激しいライバル心とともに尊敬の念を互いに持っている。彼らと戦えて良かった」と振り返った。