栗山監督　大谷の好返球絶賛「野手としては心配ない」

＜ヤ・日＞３回裏１死二塁から森岡の右前打で本塁に送球する大谷
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オープン戦 日本ハム８－８ヤクルト

（3月20日 神宮）
　日本ハムの栗山監督は大谷の好返球を絶賛した。昨季は中田、陽岱鋼、糸井と球界屈指の鉄壁の外野陣でリーグを制した。糸井はオリックスにトレードされたが「翔平がそこに入るといろいろ可能性が生まれてくる。あんなこと（好返球による間一髪プレー）ができるのは翔平しかいない」。大谷なら４年連続３割を打った糸井の大きな穴も埋められると信じている。

　二刀流デビューとなる２１日は、開幕投手を務める武田勝が先発するため、首脳陣は大谷の登板を８回に想定。直後の攻撃で打席に立たせ、９回は右翼の守備に就かせる青写真を描いている。今回は結果でなく、降板直後にアイシングができない中で、動きに問題がないのであれば開幕１軍へ支障なしとの判断材料となる。栗山監督は「野手としてはもともとスピードがあるわけだし心配していない」と、野手については合格点を与えた。