オープン戦防御率1位!宮国、開幕へ万全

[ 2013年3月21日 06:00 ]

<巨・西>力投する巨人先発・宮国。打者は金子

オープン戦 巨人3-1西武

(3月20日 東京D)
 巨人の宮国が開幕前最後のオープン戦登板を6回3安打1失点(自責0)の好投で締めくくった。奪った18個のアウトのうち、ゴロアウトが11。「三振の取れる投手と思っていない。打たせて取る投手で、それを意識してできた」。4回は西武のクリーンアップに対し、栗山を投ゴロ、オーティズ、ヘルマンを遊ゴロとわずか7球で仕留めた。

 自らの失策も絡んで先制を許した6回は、なおも2死二、三塁でヘルマンを直球で見逃し三振。「安定感がないと信頼も得られない」と最少失点で切り抜けた。

 これでオープン戦は4試合に投げ、防御率0・47は堂々の12球団トップ。原監督も開幕戦の先発起用こそ明言を避けたが「ここまで非常にいい形で来ている」と評価した。高卒3年目での大役は、88年の桑田真澄以来、25年ぶりとなるが、20歳の右腕は「任されたところでやるだけ」と投球同様に自然体で臨む。

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2013年3月21日のニュース