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由伸主将 これが「キャプテンざま」だ13年巨人1号

[ 2013年2月15日 06:00 ]

巨人紅白戦、高橋由が右越えに本塁打を放つ

巨人紅白戦 紅組5―1白組

(2月14日 那覇)
 これぞ主将の姿だ。7回。巨人・高橋由が岸の129キロ直球をフルスイング。打球は右翼後方に設置されたネットに突き刺さる特大のチーム1号となった。

 「結果を出さないといけない。(主将と)無理やりくっつけないでよ。奇跡的な結果だよ」

 阿部が侍ジャパン合宿に参加するため、沖縄の2次キャンプは高橋由が主将を務める。期間限定ながら右袖に主将を意味する「C」の刺しゅう入りユニホームも用意された。「由伸のキャプテンざまを見せてほしい」と話していた原監督の期待に、いきなりバットで応えてみせた。

 今キャンプでは本来の長打力を取り戻すことを目指している。昨季はバットのグリップを余らせて握ったが、今季は「グリップ(の縁)に小指を掛けている」と話す。バットを長く持つことで遠心力が増す分、飛距離は伸びる。若いころのようなフルスイングの復活は、09年に手術した腰の不安が軽減されたことの証でもある。

 13日に宮崎から沖縄入りし、初の紅白戦。原監督の提案で那覇市内の宿舎には実戦の結果が貼り出されることも決まった。若手の競争をあおるのが最大の狙いだが、そんな中で魅せた16年目のベテランの一振りに「結果、態度、後ろ姿で引っ張っていくと言っていたから」と指揮官も喜んだ。代表候補の8人がいなくても、チームを引っ張ることができる存在が、巨人にはいる。

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