村田 スロースターター返上だ!「新しい自分を探せたら」

[ 2013年2月3日 06:00 ]

原監督(後方右)の前で居残り特打を行う巨人・村田

 スロースターター返上だ。巨人・村田がキャンプ2日目で初の屋外フリー打撃を行い、58スイングで5本の柵越え。阿部と臨んだ居残り特打では、150スイングで11本の柵越えを放った。

 「角度が良く、強い打球が飛んでいた。今までは最初から遠くには飛ばさなかった。今年はWBCもあるし、新しい自分を探せたら」

 例年のキャンプ序盤は右打ちから始め、打撃フォームを固めていく。今年は3月のWBCへ向け、ハイピッチ調整。いきなりフルスイングで、居残り特打まで志願した。昨季は自己ワーストの12本塁打に終わり、今年のテーマは本塁打増産。これまで行わなかったウエートトレーニングにも着手し「今年は少しやろうと。腕周りと肩周り。30歳を超え、(筋力が)落ちていかないようにという感じです」と語った。

 自主トレから取り組む上段の構えの打撃フォームも固まってきた。08年に46発で2年連続本塁打王を獲得。その当時に近いスタイルで「本塁打は最大のチームプレー。一振りで得点できれば、これほどチームにいいことはない」と力強かった。

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2013年2月3日のニュース