富士学苑野球部監督が体罰 ヘルメットで頭殴る 報道機関に匿名で情報提供

[ 2013年2月3日 17:04 ]

 山梨県富士吉田市の富士学苑高校は3日、野球部の監督(56)が練習中に部員6人の頭をヘルメットで殴るなどの体罰をしていたと明らかにした。部員にけがはなかった。

 学校側は県高校野球連盟に報告。高野連の処分が決まるまで、監督の指導を見合わせる。

 同校によると、監督は同校で指導を始めた2010年秋から12年6月ごろまで「部内のルールを守らなかった」などとして、バットで尻をたたいたり頬を平手打ちしたり、ヘルメットで頭を殴ったりしたという。

 1月下旬、山梨県内の報道機関に匿名で情報提供があり、報道機関の問い合わせを受けた同校が調査して判明した。聞き取り調査の際、部員らは「自分に非があって殴られたので体罰とは認識していなかった」などと話し、監督は「指導のつもりだったが、手を上げたことは事実。処分が出たら受け入れたい」と反省しているという。

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2013年2月3日のニュース