ソフトB 陽耀勲と契約合意へ 来季メジャー挑戦容認

[ 2013年2月3日 06:00 ]

 来季のメジャー挑戦を訴え、契約未更改のまま宮崎キャンプをボイコットしているソフトバンクの陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)投手(30)が、近日中に契約合意する見通しであることが2日、分かった。

 当初、球団は昨季年俸1100万円から2年総額1億円を超える条件を陽耀勲に打診していた。ところが、スコット・ボラス氏(60)を代理人につけた台湾出身の左腕から1年後の自由契約を求められたことで、新たな条件を提案。今季の活躍次第によっては、今季終了後のメジャー挑戦を容認する条項が加え、陽耀勲も今季残留に気持ちが傾いたという。

 石渡茂編成育成部長は「新たな条件を向こう側に伝えました。一番のネック(14年のメジャー挑戦)だった部分も配慮した。いい報告ができると思いますよ」と説明した。12日にはWBC台湾代表に合流する陽耀勲だが、それよりも前にチームの宮崎キャンプに参加する可能性が高くなってきた。

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2013年2月3日のニュース