阪神 メジャー18発万能内野手獲得へ 三塁で起用

[ 2012年10月20日 06:00 ]

 阪神が来季の新外国人としてレイズのブルックス・コンラッド内野手(32)を獲得する方針であることが19日、分かった。

 既に日米コミッショナーを通じて身分照会を終えている。コンラッドは今季、ブルワーズとレイズでプレー。通算49試合で打率・133の4本塁打、15打点だった。両打ちで一塁、二塁、三塁をこなす万能タイプだが、メジャー通算18本塁打とパワーもある。

 球団は三塁で起用する方針を固めており、一塁は新井、新井良、森田らで競わせ、獲得が濃厚な西岡(前ツインズ)には二塁を任せることが有力だ。中村GMは、来季の外国人選手を「構想の中では(即戦力で)最大5人を描いている」と明言。育成のザラテは除き、スタンリッジ、メッセンジャー、マートンの3人にコンラッドを加え、残る助っ人枠はあと一つとなった。

 ◆ブルックス・コンラッド(Brooks Conrad)1980年1月16日、米カリフォルニア州生まれの32歳。アリゾナ州立大から01年ドラフト8巡目でアストロズ入団。08年7月アスレチックスでメジャーデビュー。ブレーブスを経て、今季はブルワーズとレイズでプレー。1メートル78、86キロ。右投げ両打ち。

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2012年10月20日のニュース