その悪送球が命取り ジャイアンツ2勝目 カージナルスの連覇に待った!

[ 2012年10月20日 12:12 ]

ジャイアンツ戦の4回途中で降板し、ベンチで汗を拭うカージナルスのリン

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 ジャイアンツ5―0カージナルス

(10月19日 セントルイス)
 ナ・リーグ優勝決定シリーズは19日、セントルイスで第5戦が行われ、リーグ連覇にあと1勝としているカージナルス(ワイルドカード)が2年ぶりの優勝を目指すジャイアンツ(西地区)と対戦。ジャイアンツが5―0と完勝し、対戦成績を2勝3敗とし、地元サンフランシスコへ戻って逆転Vを狙うことになった。

 後がないジャイアンツは4回、1死一、二塁で5番ペンスは投ゴロだったが、これをカージナルス先発のリンが併殺を焦り、二塁へ悪送球し二塁走者が生還し先制。さらに満塁の好機で8番クロフォードの中前2点適時打などで、一気に4点を奪った。8回には3番サンドバルが2試合連続となるソロ本塁打を放ちダメを押した。

 ジャイアンツ先発の左腕ジトは中盤以降安定した投球で、ベテランらしい味のある投球で打線好調のカージナルスを相手に8回途中まで投げ6安打6三振無失点に抑えた。

 カージナルスはレギュラーシーズン18勝の勝ち頭リンが自らの悪送球でリズムを崩し、4回を持たずに降板。打線もジトをつかまえきれずに、地元での優勝決定はならなかった。

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2012年10月20日のニュース