原監督も手応え「あした勝てば五分で、楽しみも出てくる」

[ 2012年10月20日 21:15 ]

中日に勝利し、沢村(右)とタッチを交わす巨人・原監督

CSファイナルステージ第4戦 巨人3―1中日

(10月20日 東京D)
 主砲の4番・阿部が今シリーズ初打点など2本のタイムリーを放ち、先発の沢村も6回無失点と力投。このシリーズ待望の初勝利を挙げた巨人の原監督は「もう少し打線が活発にならないといけない」と高橋由の3併殺打など、計4つの併殺打でチャンスをつぶした打線に対して、表情を引き締めながらも「今日のゲームはもう落とせない、大事なゲーム。そういう中で慎之助(阿部)も勇人(坂本)も打ってくれたのが大きい」と語った。また、先発の沢村に対しても「点を与えなかったという点は良かった。結果的に0点で抑え、相手の勢いを止めた」と称えた。

 これでアドバンテージの1勝を含めて2勝3敗。後がないことには変わりはないが、大きな1勝。「あした勝てば五分ということで、楽しみも出てくる」と指揮官は、最終戦まで持ち込む構えを見せていた。

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