坂本 ピンチ救った超美技 「第8回ジョージア魂賞」表彰式

[ 2012年9月15日 06:00 ]

ジョージア魂賞を受賞し、記念撮影する(左から)日本コカ・コーラ株式会社・篠原幸治マーケティング&ニュービジネス コーヒーカテゴリー副社長、巨人・坂本、ジョージア魂賞選考委員・山田久志氏

 チームのために最も貢献した魂あふれるプレーに贈られる「第8回・ジョージア魂賞」の表彰式が14日、東京ドームで行われた。受賞者は巨人・坂本勇人内野手(23)。選考委員の山田久志氏から記念の盾が手渡され、日本コカ・コーラ株式会社・篠原幸治マーケティング&ニュービジネス コーヒーカテゴリー副社長から副賞のジョージア製品1年分(12ケース)と賞金30万円が贈られた。

 受賞対象プレーは7月7日の阪神戦(東京ドーム)。二塁打2本を含む3安打1盗塁と活躍した坂本だが、特に光ったのが守備。2点リードの8回1死満塁。代打・桧山の痛烈な打球が二遊間を襲った。同点打と思われたその瞬間、坂本は体を反転させ捕球し二塁の寺内へバックトス。一塁転送で併殺が完成し、最大のピンチを切り抜けた。「本当にまぐれです。うまくカバーしてくれた寺内さんに感謝です」と坂本。原監督も「見事でしたね」と絶賛した美技で、この試合を逃げ切った。昨年はリーグワーストの18失策を犯した坂本だが、オフには名手で知られるヤクルト・宮本の自主トレに参加。特訓の成果を十分に感じさせる好守だった。

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2012年9月15日のニュース