川上憲伸 168日ぶりの2勝目 明大後輩野村に投げ勝つ

[ 2012年9月15日 16:52 ]

6回裏2死、天谷を三振に仕留めてガッツポーズの川上

セ・リーグ 中日1―0広島

(9月15日 マツダ)
 中日が50日ぶりに先発した川上の好投で、虎の子の1点を守りきった。

 2回1死三塁から堂上直の遊ゴロの間に1点を奪い、先制。これが決勝点になった。

 川上は、コーナーを突く丁寧な投球で、6回1安打とほぼ完璧な内容。明大の後輩、野村を相手に先輩としての意地を見せ、今季2勝目を挙げた。勝ち星は開幕2戦目の広島戦以来168日ぶり。広島の地では02年8月12日の中日―広島20回戦以来、10年ぶりの勝利となった。

 CS進出をかけて負けられない広島は、わずか3安打。終盤好機をつくったが、2ケタ勝利目前の野村を援護できず、痛い黒星となった。

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2012年9月15日のニュース