V消滅の岡田監督 井川抹消へ「壊してしもたらアカンから」

[ 2012年9月15日 06:00 ]

<オ・楽>1回2失点で降板のオリックス・井川(右)

パ・リーグ オリックス2-7楽天

(9月14日 京セラD)
 127試合目にして優勝の目は完全消滅した。8月2日から5試合連続で勝ち星に恵まれていなかったオリックス・井川が1回2失点でマウンドから姿を消した。

 「(出場選手登録を)抹消するよ。左脇があかんから。前橋(8月2日)から調子がよくなかったけど、先発がおらんから無理していた。でも、壊してしもたらアカンからな」。岡田監督はここに来ての先発投手陣の総崩れにお手上げ状態。金子、西、寺原の実績組に加えて終盤戦のカギを握っていた井川も戦列を離れることになったのは、まさに泣きっ面にハチだ。

 試合後、村山球団本部長は「何も話すことはないよ。ここまできたら優勝なんて考えていなかったから」と話した。史上空前の混戦パ・リーグにあって、オリックスだけが蚊帳の外。「頂点」を意識して臨んだシーズンは、はかなく優勝の夢が散った。

 ▼オリックス・縞田(3回1死満塁から中前2点打でプロ初打点も3失策を犯しベンチで涙)申し訳ないです。守ることをしっかりしなければいけない。

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2012年9月15日のニュース