ヤンキース　２位陥落は免れたが…精彩欠くサバシア　チームに暗い影落とす

ア・リーグ ヤンキース４―６レイズ

（9月14日 ニューヨーク）
　ヤンキースはエース左腕サバシアが精彩を欠いたままだ。１―０の５回に試合をひっくり返され、終わってみれば７回途中４失点。ヤンキースに加入した２００９年以降では初の３連敗を記録した。

　主将ジーターは「よく試合をつくってくれた。彼は大丈夫だよ」とかばったが、サバシアの不調はチームに暗い影を落としている。

　イチローは２点を追う９回に先頭で代打出場。抑えのロドニーの２球目を積極的に仕掛けたが、詰まり気味の二ゴロに倒れ、反撃ムードをつくれなかった。

　ア・リーグ東地区の首位で並んでいたオリオールズも敗れたため、２位転落は免れた。（共同）