稲葉が犠打…ハム、全員野球で連勝つかむ

[ 2012年8月1日 23:08 ]

パ・リーグ 日本ハム5―4ロッテ

(8月1日 QVC)
 日本ハムは陽岱鋼の幸運な二塁打で延長十回に勝ち越し、ロッテとの首位攻防戦に2連勝した。1死三塁で、陽岱鋼はフルカウントから7球目の外角球に食らい付く。打球は投手のグラブをはじき、中前へと転がった。執念を実らせた殊勲打に「バットに当てることを考えていた」と話した。

 この回は先頭の中田が左中間二塁打で出塁。続く稲葉が打席に入る前、栗山監督は「どういう形でもいいから送ってほしい」と告げた。指揮官の思惑をくみ取った稲葉は犠打を決める。ベテランのお膳立てに、若手の陽岱鋼が応えた。

 7投手も我慢の投球で踏ん張った。チーム全員で勝利をつかみ取った。

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2012年8月1日のニュース